こんにちは。
今日のテーマは「お金に困らないために今すぐ始めたい2つのこと」です。
お金に困らないためにまず意識して欲しいことは
ご自分の「ファイナンシャルリテラシー」を高めることにつきます。
ファイナンシャルリテラシーという言葉を聞いたことがないという人がいるかもしれませんが
簡単に言うと「お金に関する知識」のことをいいます。
なぜ今回この「ファイナンシャルリテラシー」をテーマに選んだかというと
かくいう私自身がファイナンシャルリテラシーのかけらもないような人間で
サラリーマンから独立際にお金に関する知識のあまりのなさに愕然とし
ファイナンシャルプランナーの資格をとった経緯があるため
是非、皆さんにもファイナンシャルリテラシーを見つけて
明るいセカンドライフをおくって頂きたいという思いからです。
ここではファイナンシャルリテラシーをみにつけるために
今すぐに始めて頂きたい2つのことについて解説してまいります。
目次
1.ファナンシャルリテラシーを高めるとどうなる
唐突ですがファイナンシャルリテラシーを高めると
経済状態が改善されて豊かになります。
ファイナンシャルリテラシーを高めることの目的がまさにそれなのですが
だからといって、生半可な知識でいきなり株式投資や不動産投資を学んでも
まずうまくいきません。
株式投資などで失敗している人の多くが正しい知識を得ていないのにもかかわらず
安易に「儲かりそうだから」という理由で始めるので
最終的に大損してしまうというケースが後を絶ちません。
そのような応用的なことは、まだまだ先のことで
まずは学校では教えてくれない「お金の基礎体力」=「お金の流れ」を学ぶことが
何よりも大切な第一歩になります。
2.お金の流れを知るために必要なこと
それでは、お金の流れをするために具体的に何から始めたら良いでしょうか。
まず始めていただきたいのが
損益計算書=P/Lと貸借対照表=B/S(バランスシート)をつけるようにして頂きたいのです。
いきなり損益計算書や貸借対照表と言われても
簿記の知識なんてないし難しそうとおもわれるかもしれませんが
思うほど難しいものではありません。
3.損益計算書は家計簿
「損益計算書」は“お金の出入り”を表すもので、収入と支出の二つの項目がそれにあたります。
ざっくりいうと、「家計簿」が損益計算書にあたります。
もらった給料は収入、買い物で使った金額は支出ということです。
「家計簿」だったら今ならアプリをダウンロードして項目に入力するだけで
手軽に始められます。
主なスマホアプリ
「マネーフォーワード」は簡単に日々の収支を入力することができ
クレジットカード決済などは自動でデータを反映してくれます。
なにより銀行はじめ多くの金融機関と連携しているため
銀行口座への預け入れや引き出しなども自動で日々反映され
収支や金融資産の現状を定期的に確認することができます。「LINE家計簿」であればLINE Payで買い物をした分は自動で反映されるため
わざわざ入力する必要もなく支出の管理が可能です。
キャッシュレス決済を積極的に利用している人にはさらに便利なサービスとなります。引用 マイナビニュースhttps://news.mynavi.jp/article/financial-literacy-10/
4.貸借対照表=B/S(バランスシート)
一方、“持っているもの”を表すのが「貸借対照表」です。
建物などの資産とローンなどの負債の2つで構成されていてます。
イメージとしては下記のようになります。
引用 ダイヤモンドオンラインhttps://diamond.jp/articles/-/88903
当初は「損益計算書」は毎月、「貸借対照表」は3か月に1回を目安に
作成するようにしましょう。
5.大切なのはマインド作り
「損益計算書」と「貸借対照表」は、「資産が収入を、負債が支出を生む」という関係性があります。
この2つの諸表の作成を継続することによって
資産を増やすことがお金を増やすということをリアルに理解して欲しいのです。
まず手始めに、ご自分の家計でのお金の流れを把握することによって
いかに無駄な支出を減らし、お金の流れを金の生る木=資産に流れるようにするかが
わかるようになってきます。
まずは身近にできることから初めてファイナンシャルリテラシーを徐々に高めていきましょう。
6.数字が何を示しているかを知る
ここでもうひとつ申し上げたいのが
ここでの損益計算書、貸借対照表の意味するものは単なる数字を表にしたものではないということ。
数字が何を意味しているかを、汲み取って頂きたいということを是非意識して
すすめていって頂きたいのです。
かの名著「金持ち父さん貧乏父さん」の著者ロバート・キヨサキ氏はこのように言っています。
資産が何か決めるのは言葉ではなくて数字だ。会計の世界で大切なのは数字そのもではなくて、数字が何を意味しているからだ。つまり言葉と同じだ。言葉の場合だって、大切なのは言葉そのものじゃなくて、言葉が語るストーリーだろう?
数字に奥底にはストーリーが描かれているのです。
ご自分のストーリーを理解するのがファイナンシャルリテラシーを高めていくのです。
7.まとめ
セカンドライフを豊かにするために経済的な余裕をもつことは非常に重要です。
そのためにファイナンシャルリテラシーを高めることが大事です。
個人がファイナンシャルリテラシーを高めるためにまず取り組んでいただきたいこととして
- 損益計算書=P/L (家計簿)
- 貸借対象=B/S
この2つにまず取り組んでいただきたいと思います。
損益計算書は毎月、貸借対照表は3ヵ月毎でかまいませんので
是非、今から始めましょう。
この2つの諸表を作成することで得られることは
ファイナンシャルリテラシーを高めていくうえで基本となるマインド
「資産が収入を、負債が支出を生む」ということを理解できるということです。
理解するうえでのポイントとしては
これら2つの諸表の数字にはご自分のストーリーがあるということです。
是非、数字の奥底にあるストーリーを意識しながら
ファイナンシャルリテラシーを高める第一歩として頂きたいと願っています。
この文章を読んでいただいてありがとうございました。