起業するなら一人会社!その3つのメリットと3つのつぶさない方法とは

nagare

こんにちは。

50歳からのセカンドライフを自分の好きなこと、できること、得意なことを生かして
起業してみよう思ったことはありませんか。

そんなあなたはどんな形態で起業しようと考えていますか?

一人では何かと不安なので、共通の志やある程度の資金がある人と組んで
共同で会社を立ち上げたいと考えている方も多いのではないでしょうか。

また、会社を立ち上げるからには
「常に右肩上がりの成長をしなければならい」とか
「会社をいかに大きくするか」というような事を考えがちかと思いますが
50歳サラリーマンのあなたが目指すのは「一人起業」、「一人会社」
これからは良いのではと思っています。

とはいってもいきなり起業に踏み切るのには
リスクが大きいと尻込みしてしまうというようなこともあるかと思います。

そこで、ここでは「一人会社」、「一人起業」の3つのメリット
3つのつぶさない方法について解説していきたいと思います。

一人会社のメリット

それでは、これからの時代はなぜ一人会社、一人起業がよいのでしょうか?
成長を追い求めるのは、なぜ良くないのでしょうか?

以下からは「一人会社」のメリットについて述べてみたいと思います。

1.小回りが利く

メリットとして最初にあげたいのが「小回りが利く」ということです。
一人会社の場合、意思決定は社長であるあなたがすべて決められますから、
例えば売り上げを下げながら利益を上げるというようなことが簡単にできます。
利益率が低い事業を早々に撤退させることが容易にできるからです。

しかし、ある程度の規模の会社は簡単にはできません。
多くの人の承認や、その事業の検証など意思決定のスピードに大きな差が出てきます。

さらに、軌道に乗った事業は人に任せるなり、売却するなりして
自分は新しい事業にチャレンジするというようなこともできたりします。

また、状況に応じてフレキシブルに対応できるようになるので
自己実現につながりやすいといえるでしょう。

このように「小回りが利く」ということは、いいことづくめなのです。

2.家計と経営計画が連動

一人会社となると、会社の売上が家計とより直結するようになります。
そのため今まで大雑把にしか考えていなかった家計に
必然的に強い関心を持たざるを得なくなります。

一人会社は個人が一体毎月どれだけのお金を使うのかというところから把握して、
経営計画(売上計画)を立てていく必然性が生じてきます。
いくら会社に利益が出たからと言って
個人の会計が垂れ流しだと、会社の経営が行き詰まるのが目に見えるからです。

一人会社がうまくいくということは必然的に家計も安泰となりますから
メリットが大といえるでしょう。

3.利益率が高い

会社を運営していくうえで一番重要なものは利益をだすことです。
利益=売上ー費用になります。
多くの利益を生むためには
大きい売り上げと小さな費用が大事であることは言うまでもありません。

小さな費用を生みだすためには
費用(=固定費+変動費)を構成する固定費をいかに抑えるかが重要になってきます。

一人会社の場合はこの固定費を抑える事が容易にできます。
例えばオフィスなどは何も借りなくても
自宅で仕事をすればその分の経費をかけなくても済みますし
従業員(正社員)を雇わないので人件費も削減できます。

最近はAIが発達していますので
事務処理作業はAIに任せて
社長は商品やサービス開発などにどんどん時間費やしたほうが
より生産性が上がっていきます。

このように一人会社はツールなどを上手に使うことができれば
たちまち生産性があがりやすいので
必然的に利益率が高くなるといえるでしょう。

meritto

一人会社をつぶさない方法

一人会社のメリットについて書いてきましたが、
それでは立ち上げた一人会社を継続させていくためには、どのような事が重要なのでしょうか。
事業継続するために重要なマインドをご紹介します。

1.上を目指さない

上を目指さないという事は右肩上がりに成長していくことを
最も良しとするということではなく
一定の売上を常に維持するというマインドを持ち続けることが
大切であるということです。

一人で経営するわけですから、前にも述べたように利益率は高くなります。
常に高い利益率を維持するのが一人会社の醍醐味でもあります。
こと利益率に関しては大企業を上回れるのが一人会社ですから
胸を張って売上維持に傾注すれば必然的に事業は継続していきます。

2.金融機関とのパイプを作る

借入はむやみにしない方が良いです。
借入をするのであれば
創業時に日本政策金融公庫の創業融資を受けて
その他には借入せずにしておくのが良いと思います。

仮に借入をする必要がなくても、日本政策金融公庫に実績を作っておくことは
本当に借りたいときに融資してもらえるなどのメリットがあるのでおすすめします。
日本政策金融公庫以外では
地元の創業融資に力を入れている信用金庫などが良いと思います。

尚、ここでお伝えしたいのはいざと言うときに借りられるために
金融機関との実績を作るための借り入れであって
借入を奨励しているわけではありません。

大事の時に備えて
事前に金融機関とのパイプを作っておくという事に留意しておいて欲しいのです。

セミナー、交流会はほどほどに

一人起業家になると、どうしても孤独に陥ります。
そのため色々なセミナーや異業種交流会に参加して交流の輪広げたり、
相談できる同志を探し求めるような事が続くかと思います。

最初のうちは積極的に参加したほうが良いと思いますが
ある程度参加したら次の段階では内容を吟味したうえで

「本当に必要だったら参加する」
という方向にシフトしていった方が良いと思います。

なぜならセミナー、交流会に出続けていると
しまいに自分が何をやりたいのか、何が今必要なのかが
わからなくなってしまうからです。

自己啓発、交流も大切なのですが
一番大切なののはビジネスで利益を出し人生を謳歌することです。

自分自身が一番大切なものを見失わないようにしましょう

まとめ

一人会社のメリット、つぶさない方法についてそれぞれ3つ解説させて頂きました。

メリットは

  1. 小回りが利く
  2. 家計と経営計画が連動する
  3. 固定費があまりかからない

つぶさない方法は

  1. 上を目指さない
  2. 金融機関とのパイプを作る
  3. セミナー、交流会はほどほどに

以上になります。

少子高齢化がますます進み、最近では老後2,000万円問題などが取りざたされています。
これからの時代は組織に頼らず自力で稼ぐスキルというものが、
ますます大事になっていくのではないでしょうか

ここで書かせて頂きましたことを参考に、
セカンドライフを起業という形で自己実現する人が一人でも多く生まれてくれたらと
思っております。

この文章を読んでいただいてありがとうございました。

 

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