脳を鍛えるには運動しかない!50歳から最適な運動は○○!

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こんにちは

最近運動していますか?

今日は、ジョン・J・レイティ著『脳を鍛えるには運動しかない』から
運動が脳に与える素晴らしい効果について
お話させて頂きたいと思います。

人生100年時代を生涯現役で豊かに生きるためには
何といっても心身ともに健康であることが
最も重要なファクターになります。

ここでは本から学んだことにくわえて
筆者の体験も踏まえて
50歳から始める脳によい運動について
解説していきたいと思います。

どうぞお付き合いのほどよろしくお願い致します。

おすすめはラージボール(卓球)

筆者がおすすめする
50歳から始める脳によい運動は
ラージボール(卓球)です。

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ラージボールは基本的には卓球と一緒ですが
大きな違いはボールの大きさとネットの高さです。

卓球の公式ボールは直径40mmに対し、
ラージボールの大きさは直径44mmと一回り大きく、
ネットの高さも、通常の卓球は高さは15.25cmですが
ラージボールは17.5cmと高くなっています。

ラージボールの魅力

このラージボール。
どんなところがそんなに魅力なんでしょうか。
以下にその魅力をあげてみました。

1.ラリーが続く

ボールが大きくてネットが高いとどうなるかというと
低くて鋭い球を相手コートに打ち込むことがむずかしくなるので、
必然的にラリーが生まれやすくなります

ラリーが続くということは楽しく運動が継続していくということになります。

そのため、相手がバリバリの卓球経験者でも、
簡単にやり込められることなく、ラリーが楽しめるのです。

2.長く続けられる

ラージボールは50歳以上の方々向けに生涯スポーツとして開発されています。
そのため、安全性が高く、自分の体力や年齢などを考慮して楽しむことができるので
長く続けられることができます。

しかも2人以上いないと成立しないので、社交の場としての要素も含んでいるのが
魅力の一つといえます。

3.天候に左右されない

ランニングやゴルフなど屋外でやるスポーツはどうしても天候に左右されやすいという
ところがありますが
ラージボールであれば屋内のスポーツなので、天候に左右されるということは
ありません。(台風や地震などで体育館が使えないといった場合は別ですが)

体育館や公民館などの利用料も格安で済むので、手軽に始められます。

それらがまさにラージボールをおすすめしている理由なのです。
私事になるのですが、私は温泉卓球しかしたことがありませんでした。
しかし、55を過ぎてから友人に誘われてラージボールを始めて、
今ではすっかりはまってしまいました。
50歳以降の方には
是非、おすすめしたい運動だとこころから思っています。

楽しく脳が鍛えられる運動。
おすすめするのはラージボール(卓球)です。
なぜなら複雑な動きのある有酸素運動だからです。

参考

ラージボールなどの卓球仲間をお探しの場合は
こちらをご参照ください。
↓↓↓
https://www.spotas.jp/

 

ではなぜラージボール(卓球)のような
複雑な動きのある有酸素運動が
脳の働きの見地からもよいのかを
ジョン・J・レイティ著『脳を鍛えるには運動しかない』から、
解説してまいりたいと思います。

脳を鍛えるには運動しかない

今回ご紹介する『脳を鍛えるには運動しかない』は
何と2009年に初版が発行されたロングセラー書籍です。
サブタイトルとして
『頭が良くなる&メンタルが強くなる方法』とあります。

『頭が良くなる&メンタルが強くなる』ためには
どのような運動が効果的なのでしょうか。
また、なぜ効果的なのでしょうか。

ジョン・J・レイティ博士

この本の著者ジョン・J・レイティ博士は
ハーバード大学医学部の精神医学の准臨床教授で
神経精神医学における世界的な専門家です
2017年6月に来日しています。(画像右の方は為末大さん)

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画像 https://mag.onyourmark.jp/

”運動しかない”と断言しているところに
並々ならぬ著者の自信があらわれています。

なぜ運動しかないのでしょうか。
また、運動によってもたらされる具体的な効果とは
いったい何なんでしょうか。
また、具体的におすすめの運動はどんなものが
あるのでしょうか。

『脳を鍛えるには運動しかない』では
4つのポイントにまとめられています。

それぞれを以下から解説してまいります。

是非、参考にしてください。

頭が良くなる

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この頭が良くなるということは何かというと

運動することで、
脳内にBDNFというたんぱく質(栄養)がつくられ
それによって脳細胞=ニューロンが増える
ということなのです。

このニューロンを発展させていくためには
”脳への刺激”が必要です。

”脳への刺激”とは学習(情報のインプット)を意味します。

運動によって増えた白紙のニューロンに
学習(情報のインプット)を施すことによって
脳は活性化していくというのです。

日々の運動&学習によって頭が良くなるのです。

極上紳士

簡単に言うと
運動したらそのあとに読書などをすると
よく覚えているということなんでしょう

集中力UP

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運動をすると脳の前頭葉が鍛えられます。
前頭葉が鍛えられると活動意欲が高まってきます。
活動意欲が高まってくると
課題、目標などを「何としてでも成し遂げよう」という
”意志力”があがってきます。

この”意志力”こそが集中力UPの肝となるのです。

この運動による集中力は
長期的にも短期的にも効果があることが
わかっているそうです。

また、運動によって集中力が高まる要因として
私達人間の太古からの遺伝子が関わっているとも
いいます。

狩りの習性が

古来我々の祖先は
狩りを生業にして暮らしていました。

私たち人間では
短距離走では動物にはかなわないため
ある程度長い時間走って
相手がバテたときを狙って仕留めていたので
おのずと運動しながら集中する術
脳にインプットしたのでしょう。

その狩猟遺伝子を引き継いでいるので
運動が集中力を高めるってわけなんです。

極上紳士

狩人の習性で
運動と集中が結びついたんだね

うつ状態の改善

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画像 http://aquariuselder.blog105.fc2.com/blog-entry-216.html

運動はうつ状態の改善にも効果があります。

うつ状態の人は
上の図にある扁桃体と海馬の働き
普通の人と比べて異なっているのが、大きな特徴です。

扁桃体は感情をつかさどる器官、
海馬は記憶をつかさどる器官なのですが
うつ状態の人は、
扁桃体からストレスホルモンがずっと出っ放しの状態のため
海馬が委縮してしまい、
脳細胞の成長が止まってしまっています

このうつ状態になぜ運動が効果があるかというと
運動することで”新しい思考回路”がつくられるからです。

負のスパイラルに陥ってしまった脳をよみがえらせのが
運動なんです。

有酸素運動

exercise

それでは脳の働きをよくするために効果的な運動とは
どんな運動なのでしょうか。

この本でおすすめしているのは
”心拍数をあげる有酸素運動”をおすすめしています。

”有酸素運動であればどんな運動でもよい”そうです。

そんな有酸素運動の中でも
”複雑な動き”が組み合わさった
「テニス」や「ダンス」などの運動がよいとあります。

そんなこともあって、「ラージボール(卓球)」
おすすめしているのです。

これは有酸素運動によって、
新しい情報を吸収するための基盤を用意して
複雑な動きで脳に刺激を与え、
新しいネットワークをレベルアップさせることができるからです。

極上紳士

ここで大事なのは
運動でつくったネットワークも
他の思考に使われるということなんだよ

極上紳士

運動&学習を積み重ねるほど
学習の効率があがってくるんだ

まとめ

50歳からのセカンドライフを充実させるために
おすすめしたい運動を
『脳を鍛えるには運動しかない』を引用して
ご紹介させて頂きました。

脳を鍛えるための運動で効果的なものは

”複雑な動きのある有酸素運動”
その中でも、筆者は「ラージボール(卓球)」
おすすめしたいと書きました。

ラージボールをはじめとした
ご自身のライフスタイルに合った”複雑な動きのある有酸素運動”を
とりいれることで

  • 頭が良くなる
  • 集中力がupする
  • うつ状態が改善される

といいことが満載です。

是非、”複雑な動きのある有酸素運動”をとりいれて
心身ともにすこやかにセカンドライフをおくりたいものです。

 

この文章を読んで頂いてありがとうございました。

 

 

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